【湯シャンQ&A】湯シャンに関する疑問 — 整髪料と湯シャン

宇津木式ノーシャンプー(湯シャン)のやり方』の記事に頂いた、湯シャンに関するご質問について、コメント欄ではお答えしきることができなかったため、個人的な経験と意見ではございますが、ここでお答えさせて頂こうと思います。

湯シャンロゴ1

Question & Answer

こうして、改めて記事にしてご回答させて頂くには、少々理由がありました。まさにご質問頂いた内容が、自分が実感していた湯シャンの難しさだったからです。ご質問の全体感は

『整髪料を毎日つける必要がある中で、湯シャンをどう実行していけるのか』

 

でした。湯シャンについての詳しいご質問内容とその時の回答は『宇津木式ノーシャンプー(湯シャン)のやり方』記事最下・コメント欄です。

湯シャンのやり方

仕事柄どうしても、ヘアワックス・ヘアジェルをつけ髪をピシッと決めないといけない方は一定数いらっしゃいます。そのような方に、湯シャンのために『ヘアワックス・ヘアジェルをやめる』と提案するのは、見当違いです。

では、湯シャンを諦めないといけないのか?うーん。それも違う。実際に湯シャンを続けて良さを実感しているからこそ、『できない』では済ませたくないんです。なんとかして湯シャンを実行できないものでしょうか?

湯シャンについてご質問を頂いたことで、色々と考えさせられました。

宇津木氏の提唱する湯シャンの基本方法は、ヘアワックスを極力つけない。という前提に基づいており、もしワックスがつけたい場合は、ワセリンで代用するように勧められています。

ではもし、ワックスを以外の整髪料が必要であり、湯シャンの基本方針から外れてしまった場合は、湯シャンができないのか?という疑問というのは、以前からありました。

もちろん私は、専門家ではありませんので湯シャンの経験からしかお答えすることしかできませんが、湯シャン経験に基づいて自分なりの見解をここにまとめてみたいと思います。

 

まず最初に考えたいのは、ヘアワックス・ヘアジェルなどの整髪料は湯シャンで落ちるのか。という点。

湯シャンとヘアワックス・ヘアジェルなどの整髪料

ヘアワックス・ヘアジェルなどの整髪料は湯シャンで落ちるか。

答えは、残念ながら『NO』

 

つまり、ヘアワックス・ヘアジェルなどの整髪料は湯シャンではほぼ落ちないと考えた方が良いです。

ほぼ、と書いたのは、整髪料の種類によって多少の差があるからです。基本的には、ワックスよりは、ヘアジェル。ヘアジェルよりは、ヘアグリースの方がお湯だけで落ちやすい原材料で作られています。

整髪料と湯シャンの相性
整髪料 湯シャンとの相性
ワックス × 落ちないものがほとんど
ヘアジェル ワックスよりは落ちやすいことが多い
ヘアグリース 水溶性のものは湯シャンと比較的良い

特にヘアワックスは整髪料の中でも油分が多いために、湯シャンだけでは弾いてしまって髪に残ってしまいます。

『湯シャンと整髪料の相性』の基本の考え方は、油性=落ちにくい・水性=落ちやすいです。

整髪料と湯シャン

基本的には、ワックスよりは、ヘアジェル。ヘアジェルよりは、ヘアグリースの方がお湯だけで落ちやすい。と書きましたが、整髪料各製品によってもかなり差があるので、落ちるかどうかは実際に試してみないと難しいところでもあります。

整髪料の原材料を見ても、よほど詳しくないと湯シャンで落ちやすいか判断するのは難しいです。そのため、手に整髪料を馴染ませてみてお湯で落ちるかどうかが、湯シャンとの整髪料の相性をみるには最も分かりやすい方法です。

手に整髪料をつけてみてさっぱりと落ちていた場合には、湯シャン向きの整髪料といえるでしょう。ただ、湯シャン向きの整髪料があったとしても、整髪料をつけた時に本当に湯シャンだけでいいとは、言えないのかなと思っています。

頭皮に残ってしまう整髪料が決して、頭皮に良いと思えないからです。ロングヘアで、本当に毛先だけに整髪料をつけて流すことができるなら別ですが・・・。

つまり、

整髪料をつける=シャンプーは必要

 

です。

そこで、質問者様が感じていた疑問『整髪料を落とすために、極力頭皮に刺激を与えない形でシャンプーをすれば湯シャンと同じ効果が得られるのだろうか』について考えてみたいと思います。

 

部分的にシャンプーをすることは、あまりお勧めできません

確かに、ヘアワックスやヘアジェルをつけた部分だけ、シャンプーで落とせれば良さそうです。ただ、この方法が有効かどうかは、実際にどんな感じで髪に整髪料をつけているかで大分変わってきます。

前述のように、『ロングヘアで、本当に毛先だけに整髪料をつけて流すことができるなら』頭皮にはシャンプーをつけずに、毛先だけ部分的にシャンプーをするのは良い方法だと思います。この場合、湯シャンに近い効果を得られる可能性も高いです。

ただ、今回男性の質問者様で、お仕事柄ヘアジェルをつける必要があることから想定すると、短髪で髪の根元から整髪料をしっかりつけているのではないか?というのが、私のイメージでした。

根元から整髪料をつけている場合を想定

整髪料と湯シャン

もしくは、根元を避けて整髪料をつけた場合でも、少なからず頭皮に整髪料が付いていると考えるのが妥当でしょう。

湯シャンを優先して考えるとシャンプーを極力頭皮につけたくないという考えは理解できます。しかし、頭皮のシャンプーを避けて髪だけシャンプーをすると、頭皮に整髪料が残ってしまう可能性があります。

頭皮に整髪料が残ってしまうことは、頭皮の健康に良くない。というのは、改めて説明しなくてもわかっていただけるのではないでしょうか。

つまり、

シャンプーをするよりも、整髪料が頭皮に残る方が良くない

 

というのが湯シャン経験を通して感じたことです。

 

湯シャン中のシャンプーは、すっかり頭皮まですることの方がお勧め

自身の湯シャン経験を通して、シャンプーよりも整髪料が頭皮に残る方が良くないと考えているわけですが、その主な理由は、

頭皮に残った整髪料は、毛穴に残り新陳代謝や髪の成長を妨げる恐れがある

 

からです。

頭皮の新陳代謝がうまくいかないと、かゆみ・フケ・ニオイなどの不快な症状が出てきてしまいます。長い年月続けると髪が痩せ細る可能性や薄毛の可能性も高くなるでしょう。頭皮頭髪のために湯シャンをしていたのに、本末転倒になりかねないわけです。

そのため、

基本的には整髪料をつけた時はシャンプーでしっかり洗い流す方が良いと考えています。

湯シャンのやり方

ただ一つ前提として、『シャンプーよりも整髪料が頭皮に残る方が良くない』といえるのは、原材料が厳選されているシャンプーで、シャンプーがご自身にある程度合っていると思える場合です。

今回の質問者様の場合難しいのが、現在使っているシャンプーで繰り返し頭皮に湿疹が出てしまっているとのことでした。現在使っているシャンプーだけでなく、どのシャンプーでも痒みが出てしまうという状態。

通常、どのシャンプーでも痒みが出るのであれば、湯シャンをしよう!となりますが、整髪料をつけているとそうもいかない・・・ここに戻ってきてしまうのですよね。

何とも悩ましい。

なんとか頭皮刺激の少ない、使えるシャンプーを見つけるのが、今大事なこと

 

なのかなと思いました。

シャンプーはかなり苦労して探されていると思うので、改めてそんなことを申し上げるのも心苦しいのですが、整髪料がもし、石けんシャンプー(&クエン酸)をまだ使ったことがないなら、原材料がシンプルな分お勧めです。

石けんシャンプー例

M-mark アミノ酸せっけんシャンプー

 

いくつかの会社から石けんシャンプーが出ていますので、長い道のりにはなりますが一つずつ試していくのも一案です。ただ石けんシャンプーは洗浄力が強いため中には合わない方もおり、普通のシャンプーの方が合う場合もあります。

 

整髪料と湯シャンの疑問まとめ&自分自身の湯シャン経験

整髪料をしなければいけないお仕事Dayは極力合うシャンプーで、整髪料はしっかり落とす。休日には、湯シャンをしよう。

 

これが今、出来る最善の湯シャンかなと思います。

質問者様の疑問に対して新しい解決策でも何でもなくって、申し訳なく思うのですが、少しずつでも良い方向へ行くと良いなと願っています。

そして、シャンプーをしたあとは、しっかり流す。自分もシャンプーを定期的にしますが、シャンプーをした翌日は少し痒みが出るような、気持ち悪いような感じになります。早く湯シャンをしたい!と毎回思います。

シャンプーの後2〜3日湯シャンを続けると、頭皮がすっきりして『これこれ!』と思うので、よく流したつもりでもシャンプー成分って残留するのかなぁと感じています。(科学的な事実は分かりません、感覚的なものです)

また、自分もかつて一定期間、頭皮にあまりつけないように配慮しながらのシャンプーもしていました。使用するシャンプーの量は減るので、確かに頭皮に良さそうなのですが、気休めというか、いつまでも何だか頭皮がすっきりしない感じを持っていました。シャンプーをしているのに!

これは、意識の問題かもしれませんが、シャンプーをする時は泡だけで頭皮が洗われているような感じを受け、しかもシャンプーには刺激もあるからと頭皮を揉むように洗っていなかったと思います。

でも、この方法がいけなくて、湯シャンでも頭皮ゴシゴシはしませんが、頭皮はしっかりマッサージするように洗います。シャンプーを中途半端に行うことで、頭皮には刺激があるのに洗えていないような状態に陥っていたのかなと思います。

シャンプーをする時は頭皮まで洗う!と割り切って決めてから、頭皮環境が良くなった気がします。

そして、最後にもう一つ考えておきたいのが、シャンプーが合わない可能性だけでなくヘアワックスやヘアジェルなどの整髪料が肌に合わない可能性も大いにありますので、既に試されているかもしれせんが整髪料を変えてみるのも一案です。


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