10・11・12ヶ月目 宇津木式湯シャン【全経過記録】

湯シャン中、美容室に行ってきた

湯シャンをはじめて1年迎えた2014年3月、久しぶりの美容室に行ってきた。湯シャンを1年経過したといっても、湯シャンに完全に移行できるのはまだまだ先で、シャンプーもしている。

美容室に行く前の湯シャン記事
〔湯シャン1年越しで『シャンプーより湯シャンと思えた日』〕湯シャン1年経過の変化

 

美容師からの髪へのアドバイス

美容室に行く前日には、美容師に不快な思いをさせてはとシャンプーをした。それでも湯シャンを続けていると、通常シャンプーを毎日している髪と比べると油分が多い。美容師にはやはりこの油分感を指摘された。自分としては、前日にシャンプーをしていたしベタつきを感じてはいなかったのだけど・・・。

美容師 『ちょっと油分が多いかなと思います。シャンプー何使ってます?敏感肌系のですか?』
   『はい』(一応答える)
美容師『 最近、オーガニックとかノンシリコンタイプで、油分が落としきれてない人が結構多いいんですよ。シャンプー前の予洗いをしっかりやるといいですよ。そうするともっとすっきりした髪になると思います』

美容師イメージ

美容師からすると、油分が多いようだ。確かに、美容室でシャンプー・カットが終わりスタイリングが終わった後の髪と比較したら、美容室に来た時点では髪は少し重かったと思う。

このアドバイスは、通常ではごもっとも。でも湯シャンをしているので、油分がシャンプー時より多くて当たり前だと思っている。むしろシャンプーでは、必要な油分を取りすぎているという考えが湯シャンにはあるので、一応美容師の意見として耳に入れた。

美容師はスタイリングが仕事

美容師で湯シャンを提唱してくれる人がいれば、美容業界も変わるし、湯シャンをしていてももっとスタイリングの幅が広がるのに!と思う。湯シャンを推奨しているのは基本的には、宇津木龍一氏を代表する皮膚科医や美容専門医だが、専門家の中でも湯シャン派シャンプー派と分かれる。

もともと脂漏性湿疹などの症状を持っている人が、湯シャンをするとより悪化したり、湯シャンをすることで場合によっては脂漏性湿疹を引き起こしてしまうこともある。湯シャンは決して万人に合うものではないのだろう。

美容師は、皮膚や頭皮の症状について専門的に診断できるわけでもなく、髪やスタイルをどうキレイに見せるかが主な仕事なので、スタイリングしやすい扱いやすい髪にすることを大事にする。シャンプーはスタイルをするための大前提なのである。

 

そこで、美容師に聞いてみた。

『石けんシャンプーってどう思います?』
美容師『あれは、一番使っちゃいけないやつでしょ』

ですって!これが、美容師スタンダードなのだろう。だから、私は美容室で湯シャンについて話したり『シャンプーしていないので』と言わないのだ。そこには、議論する余地がないと思うし、労力をかけるところではない。住む世界が違う、くらいに思っている。もちろん話していけば分かってくれる美容師もいるだろう。ちなみに、美容院はモッズヘアで、スタイリストのランクは上位の人だった。モッズヘアの商品開発とか、百貨店とかでの商品開発にも携わっているらしい。

美容室

つまり、湯シャンや石けんシャンプーの世界は、美容師にとっては『NO』が主流なのだと感じた。

 

美容室、嫌いじゃないよ

アンチ美容室なわけでもないが、もう少し美容師が幅広い考え方を持ってくれると嬉しくはある。そんな中で、『白髪』について質問してみた。

『白髪が最近増えてきて、気になるんですけど』
『白髪だったら、ウィービングカラーをしちゃうと楽。白髪を染めるんでじゃなくて、髪をところどころ色を変えて白髪を目立たなくする』

へぇ〜。こんな方法もあるんだ。ウィービングカラー初めて聞いた。メッシュとは違うカラーの方法みたいで、メッシュの方がはっきりと色の明暗がわかる。ウィービングカラーはさりげなく、色を変えて入れることで、立体感や自然な感じを出すようだ。ちなみに最近では、メッシュはハイライトと呼ぶらしい。

『ロブ』という髪の長さ

美容師『今は、ロブっていう長さが流行ってきてて。』
『ロブって何ですか?』
美容師『ボブより長いくらいの髪』
『ミディアムまではいかない長さ?』
美容師『そう。でも、まあこういうのって新しい言葉作って言いたいだけだからね!』

芸能人のロブスタイル


ロブ1

ロブ2

引用 Girls happiness

いわゆる肩はねしそうなくらいの長さ、中途半端だな〜と思う長さくらいの髪を最近では『ロブ』と呼ぶようになってきたらしい。わたしの髪の長さがちょうどこの『ロブ』だったようで、こんな話が出た。クセも出すのが主流になってるから、クセを直そうとしなくていいとか。そういう自然体が受け入れられるのは嬉しいことだ。

美容室に行かなければ、しばらく知らないでいただろうな『ロブ』。

獣毛ブラシは専門家も美容師もオススメのよう

最後のスタイリングで、美容師が獣毛ブラシを取り出した。おぉ〜、獣毛。嬉しい。

『獣毛、イノシシですか?』
美容師『これは、豚とイノシシ』
『いいですよね〜獣毛ブラシ。気持ち良い。』
美容師『ナイロンは買い替えが必要だけど、獣毛ブラシは一生モノ。使っていくとどんどん馴染んでいく。1本持ってると本当にいいですよ。』

持ってますとは言わなかったけど、気持ちいいよね〜獣毛ブラシ。やっぱり一生モノなんだね。

メイソンピアソン ピンク

 現在使用中の獣毛ブラシ『メイソンピアソン

 

湯シャンをしていると美容室のやり方と違うところがあるので、行きにくいと感じる。でも、世の中のトレンドや新しい考え方を知ることもできるし、これはこれで割り切っていけばいいのかもしれない。美容室でのシャンプーは種類を選べないことが多いので、合わないとかゆみが出たりすることもあり、そこは気を付けたい。

最近は、圧倒的に『シャンプーより湯シャンがいい』と思えてきたこともあって、ヘアカット専門の美容院をそろそろ探してもいいかもと思う。カットの技術レベルが少し心配なのだが、関東だとイッツ(http://www.eits.jp/shop.html)というヘアカット専門店が気になっている。

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