湯シャンのベタツキにおい解消方法 ( 1 ) 頭髪に蓄積した酸化皮脂を、思い切ったシャンプーでリセットする!
今回の記事のテーマは『〔湯シャンのベタツキにおい解消方法1〕頭髪に蓄積した酸化皮脂を、思い切ったシャンプーでリセットする!』です。湯シャンでベタつきやにおいに悩んでいるからといって、シャンプーをするなんて荒療治に思えますよね。そんな荒療治にたどり着くきっかけは、2016年2月湯シャン中に美容院へいったことでした。
湯シャンの悩み、頭髪のべたつきと臭い。
解消するためにする思い切りシャンプー。
思いきりシャンプーするって
正気ですか??
湯シャン中なのに?
・・・正気です!
この記事は、思い切りシャンプー実戦から6ヶ月後に書いています。思い切りシャンプーの直後って正直効果のほどに確信が持てない。でも6ヶ月経った今『あの半年前の思い切りシャンプーって、湯シャン続ける上で意味があったな』って思えたからこそ、こうして記事にまとめておこうと思いました。
湯シャン経過写真:2016年4月の髪
思い切りシャンプーの後。
湯シャンでもべたつかない髪が実現できた
感動は忘れない!
美容院にいったのがきっかけ。と書きましたが、それは一体どういうことなのか。2016年2月に美容院へ訪れた時の記事は、〔朗報〕湯シャン中の美容室。湯シャンに理解のある美容師だった!です。美容師がどう湯シャンに理解を示したのか、湯シャンをしている私の髪をどう感じたのか(湯シャンしているとは伝えていない)について、詳しく書いています。
湯シャン中の美容院というのは結構おっくうで面倒。美容師さんに何かいわれるかしらと考えてしまいます。しかし、『湯シャンいいんじゃない?』『むしろ、毎日シャンプーは必要ないと思いますよ』とはっきり言ってくれる美容師さんに出会えたことは、湯シャンの励みになりました。
そんな湯シャンに理解のある美容師さんが私の髪を触った感想は一言で言えば、髪が何かにコーティングされている!というものでした。そこで、念入りにシャンプーしてくれました。しかしながら、湯シャンを実践しているので、念入りのシャンプーは心の中では嬉しくないような嬉しいような・・・嬉しくないが80%くらいでした。
最初は念入りシャンプーが嬉しくなかったんですが、意外にも、この時頭皮と頭髪の状態がリセットされた感じをうけました。
あの重いべたついた髪は一体何だったんだー!?
というくらい、頭が、髪が、軽かった。
シャンプーしたら、そりゃ軽くなるでしょ。と思うでしょう。
ごもっとも!
そうなんだけど、感じたのは今の湯シャンのままではいけないっていうことでした。全然頭皮も頭髪も快適じゃなかったよね。快適ってこうやって頭が軽いことじゃない?というのを、再認識した形になったわけです。
このままじゃイカン。と。
このまま湯シャンを続けてもいい結果は得られないと。
これが、思い切りシャンプーに踏み切ったきっかけです。より快適な湯シャンを求めて一度リセットする必要があると感じたのが、思い切りシャンプーをしたきっかけです。
しかし、なぜ、湯シャンを続けている中で髪をリセットする必要が生じてしまったのでしょうか?
いくら快適になったといえ、当然の疑問としてなぜ湯シャン中なのに思い切りシャンプーするの?と思うでしょう。湯シャンを頑張っているのに、後戻りしている気がします。
なぜ、湯シャン中にも関わらず思い切りシャンプーをして、リセットする必要があったのでしょうか?
(答え) 湯シャンで蓄積した酸化皮脂をリセットする必要があったから。
今感じている頭皮や頭髪のべたつき・においの原因は、酸化してしまった皮脂の蓄積ではないかと。その酸化皮脂をリセットしないことには、湯シャンも先に進めない。と考えました。
きっと、2年半の湯シャンを続ける中で
湯シャンで落とすべき皮脂さえも、落としきれていなかった。
そして、落とせなかった余分な皮脂が頭皮にも頭髪蓄積していった。
のだと思います。
つまり、落とすべき皮脂が落とせずに蓄積していき、毎日の湯シャンでは落ちないレベルにまでなったことで、不快な臭いやベタつきが解消されなくなっていったのではという、推測です。
今はシャンプーの助けが必要なんだ、ということです。
そして、今後も湯シャンをより快適に続けていきたいからこそ、今一度頭皮と頭髪をリセットする必要がある強く思い『思い切りシャンプー』を実行に移しました。
【湯シャンのベタつきを解消するための、シャンプーについて】
この方法は、"このシャンプーなら使える"というシャンプーがある方にはおすすめできる方法です。シャンプーを思い切りするにはいくつか注意した点があります。頻繁に行っている方法ではありません。当然ですが、シャンプーを行うと悪化すると経験上確信が得られている方は、この湯シャンべたつき解消方法は実施しないでください。個人的な実感と感想に基づいています。
基本的な湯シャン対策がまだであれば、思い切りシャンプーの前に、基本的な対策をおすすめします。
湯シャンの基本『湯シャンの不快な症状を緩和する必需品4アイテム』
では、実際にどういう風に、頭皮頭髪のべたつき・においを解消するためのシャンプーを行ったのか、具体的な方法について書いていきます。
湯シャンでどうにもこうにも、髪や頭皮のベタツキやにおいが気になる。家族に指摘された、友人に指摘された、指摘されないけど視線が辛い、第三者はわからないけど、自覚症状がある。
そんな時は・・・
シャンプーは絶対に使えない。という場合以外は、思い切って、湯シャン中でもシャンプーをしよう!
【湯シャン中にシャンプーをする時の実践ポイント5つ】
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シャンプーの種類は、サロンケアか医薬部外品を
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シャンプーの量をためらわない
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1度で足りないなら、2回シャンプーをする
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ドライヤーで充分に髪・頭皮を乾かす
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シャンプー前の下準備には、獣毛ブラシで皮脂をとる
湯シャンによる頭皮頭髪のべたつきや臭いを解消するために、思い切ったシャンプーは管理人のその後の湯シャンをとても快適にしました。実践する上では、実際に上記5つのポイントをおさえて行いました。
一つ一つポイントを確認していきたいと思います。まず1つ目のポイントは、使用するシャンプーについてです。
【ポイント1】シャンプーの種類は、サロンケアか医薬部外品を
シャンプーをするといっても、頭皮や髪にダメージが強いものは避けてください。特定のシャンプー名はだしませんが、スーパーやドラックストアによくおいてあるシャンプーは避けましょう。
石けんシャンプーは、泡立ちにくく・比較的刺激が強いのであまりおすすめしません。思い切り、しっかり、時には二度とシャンプーをするには、石けんシャンプーは刺激が強すぎると思います。
だからこそ、医薬部外品もしくはサロンケアレベルのシャンプーをおすすめします。湯シャンと並行して使っているシャンプーや湯シャン前に使っていて、これなら・・・というシャンプーがあれば、そちらを使うと良いと思います。
▼石けんシャンプーの他に管理人が使うシャンプー
(1)人気の医薬部外品シャンプー
コラージュフルフルネクスト(しつこい汚れに★★★★★オススメ)
医薬部外品で定評のあるシャンプーといえばこれ。薬用成分が入っているので痒み・フケなどの症状がひどい時の最後の砦。
■頭皮頭髪が油っぽい方は「すっきりサラサラタイプ」(すっきりサラサラタイプ製品説明(公式HP))
楽天市場:レビュー20件弱
アマゾン:レビュー300件超
■頭皮頭髪が乾燥しやすい方は「うるおいなめらかタイプ」(うるおいなめらかタイプ製品説明(公式HP))
楽天市場:レビュー150件超
アマゾン:レビュー250件超
(2)サロン専売シャンプー COTA(コタアイケア)
京都の会社が作る日本のサロン専売シャンプー。
美容師の中でも評価が高いコタ。
コタもかなりの人気シャンプー。サロン専売品なので薬局スーパーでは購入できず。コタはシャンプーの中では成分にこだわり、頭皮頭髪への優しさと仕上がりが人気の秘密。管理人が長年使い続けてきたシャンプーで、湯シャン期にも使っている。
■頭皮頭髪が油っぽい方は「Kタイプ」
■頭皮頭髪が乾燥しやすい方は「Yタイプ」
2つ目のポイントは、シャンプーの使用量です。
【ポイント2】シャンプーの量をためらわない
週に1度なり湯シャン中にシャンプーをする方法で実践している場合、シャンプーを多くつけないように・・・などと多少気を使ったりするものです。せっかく湯シャンをしているのだから!と思うかもしれませんが、今回は蓄積された皮脂を流し頭皮と頭髪をリセットすることが目的なので、しっかりと泡立つまでシャンプーをします。
シャンプーは、ためらわずに行う
最初は罪悪感にかられますが、充分に泡立てるまでシャンプーをしないとこの湯シャンべたつき解消方法は、台無しになり兼ねません。貴重なシャンプーの1回を中途半端にしないことが大事です。
3つ目のポイントは、シャンプーの回数です。
【ポイント3】1度で足りないなら、シャンプーを2回する
1度洗いで、脂が落ちない、まだベトベトする感じ、シャンプーの泡出しが悪いと思ったら、これもためらわず2度洗いをしました。
繰り返しになりますが、湯シャンによって蓄積された皮脂をリセットすることが目的です。湯シャンは万人に受け入れられる方法でも、パーフェクトな方法でもありません。
人によってはスムーズに湯シャンに移行できる場合もありますが、そうでない場合もあります。特に湯シャン移行の最初のうちは、余分な皮脂がお湯だけでは落ちきれないこともあるのです。
4つ目のポイントは、ドライヤーです。
【ポイント4】ドライヤーで、充分に髪を頭皮を乾かす
通常の湯シャン時にもいえることですが、ドライヤーで髪だけでなくしっかりと頭皮まで乾かします。頭皮に余分な水分が長時間残ることは、蒸れた状態を作り、ニオイやべたつき戻りが起こりやすくなります。
湯シャンのために最適なのは、頭皮の血行をよくしてくれる復元ドライヤー。最初は半信半疑でしたが、復元ドライヤーを使い始めてから髪の指通りがとてもいいです。暑すぎない温度なので、頭皮にかなり近づけても温かくて気持ちいです。(近づけて使うドライヤーです)
人気のドライヤー
5つ目のポイントは、ヘアブラシです。
【ポイント5】シャンプー前の下準備、獣毛ブラシで皮脂をとる
シャンプーをしっかり行って、一旦頭皮と頭髪をリセットすることが大事になりますが、少しでもシャンプーを少なくシャンプーが泡立ちやすくするためには、普段の湯シャン同様獣毛ヘアブラシで頭髪についている皮脂をとることも、もちろん忘れずに行います。
使っている獣毛ブラシは、定評のあるメイソンピアソン
湯シャンを推奨する宇津木龍一氏が、湯シャンには獣毛ブラシの使用すすめています。獣毛ブラシのブランドは指定していませんが、書籍内では"英国"獣毛ブラシという言い回しが出てきて、メイソンピアソンの可能性がとても高いことが伺えます。
湯シャンを成功させる必須アイテムの1つ『獣毛ブラシ』の記事
- 湯シャンの不快な症状を緩和する必需品4アイテム
- [ヘアブラシの3つの特徴]メイソンピアソンはなぜ愛されるのか?
- メイソンピアソンの販売店舗は、どこ? 実際に行ってみた!
- メイソンピアソン 『ヘアブラシの種類・サイズ・価格 まとめ』
ポイント1〜5を行えば、かなり頭皮・頭髪がすっきりします。というか、すっきりするまで行いました。結果的に湯シャン管理人は3日間連続シャンプーしました。それでやっと、湯シャンで悩んでいた髪のべたつきがなくなり、軽やかな髪になったのです。
湯シャン中、3日間連続シャンプーの結果。
そりゃぁね、シャンプーすれば一旦は軽やかな髪になるよね!と思うところですが、連続3日間シャンプーの直後だけでなく、その後通常の湯シャン&週1回のシャンプーに戻しても頭皮頭髪が今までと比較にならないほど、すっきりしました。
意外ですよね。
とても意外。
湯シャン中に3日間連続シャンプーなんて信じられません。
でも、管理人には合ってました。
お湯で取れなかった蓄積酸化皮脂がスッキリとれたことで、その後の湯シャンがうまくいくようになりました。
シャンプーも使いようです。
あくまで自分の目標は、湯シャンで軽やかな髪です。
大事にしていることは、『どうありたいか?』ただそれだけです。
湯シャンは手段!目的は、快適な頭皮と頭髪
以上が、湯シャンのベタツキにおい解消のために実際に行った、思いきりシャンプー方法の記事でした。