メイソンピアソン

[3つの特徴]メイソンピアソンのヘアブラシはなぜ愛されるのか?

[3つの特徴]メイソンピアソンのヘアブラシはなぜ愛されるのか?

メイソンピアソン限定商品(木製)

「一流の獣毛ブラシといえば、メイソンピアソン。」とまでいわれるほどの英国発ヘアブラシがメイソンピアソン。

メイソンピアソンのヘアブラシは1万〜2万円以上もするにも関わらず100年以上も愛され続けてきたヘアブラシ。

なぜこんなにもメイソンピアソンが支持され続けるのでしょうか。

それは創業者メイソン・ピアソンがヘアブラシを作るうえで「3つの特徴」にとことんこだわったからなんです。

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獣毛ヘアブラシのメイソンピアソンの産みの親

メイソンピアソンという名の獣毛ブラシは、生涯をヘアブラシに捧げた人物メイソン・ピアソンがうみだした逸品です。

----- Mason Pearson Heritage-----
メイソンピアソンが受け継いできたもの

 Mason Pearson
メイソンピアソン
1855-1906

1800年代ロンドン産業革命の時代を生き抜いた1人の発明家

メイソンピアソン

メイソン・ピアソンは64年間の生涯を最高級のヘアブラシをつくりあげることに捧げることになる。エンジニアであり発明家であったメイソンピアソンが作り出したヘアブラシは1885年ロンドンのthe International Inventions Exhibition(国際発明展)で銀賞を受賞した。

ヘアブラシに生涯をささげたメイソン・ピアソンは、1906年にこの世を去りました。メイソン・ピアソンが亡くなった後は、妻のメアリーとメイソンピアソンの息子、メイソンピアソンの兄弟がメイソンピアソンの意思を継いで高級ヘアブラシの開発に引き続き取り組みました。

1920年代にメイソン・ピアソンヘアブラシの完成

メイソンピアソンの獣毛ブラシ

そして、メイソンピアソンが作り出した高級ヘアブラシの原型は1885年にすでにできており、ラバークッション部分に改良を重ねた現在に続くヘアブラシモデルは1920年代にほぼ完成を迎えることになります。

 

メイソンピアソンのヘアブラシは100年以上の歴史をもつ

国際的な賞を受賞した翌年、1886年に
メイソンピアソンのブラシは特許を取得

メイソンピアソン特許

メイソンピアソン のヘアブラシがうまれたのはなんと1885年。

そして翌年の1886年に取得した特許技術が今もなお支持され続けていることの凄さ。

130年の時を超えて、メイソンピアソンの技術はいまもなお、他のヘアブラシを追従させることはありません。

 


メイソンピアソンのヘアブラシは職人の手作り

高級ヘアブラシ『メイソンピアソン』は130年の時を超えてもなお人々に愛され続けています。

ブラシ職人としてでなく、エンジニア・発明家でもあったメイソンピアソンだからこそ、素材と構造にとことんこだわり抜き、科学的にアプローチしたヘアブラシを作りあげることができたのでしょう。

高級ブランド街にある
本場ロンドンのメイソンピアソン

メイソンピアソン 本社ロンドン

今でもロンドンでブラシ職人が1つ1つ全て手作りで丁寧にブラシを作っています。

多くの人が愛してやまないヘアブラシは実に時間をかけて丹念につくられる職人技そのもの。

メイソンピアソンのヘアブラシが予約販売になってしまったり数量が少ないのは、大量生産に傾くことなく『自分たちのやれることをしっかりやる』『品質と品質への信頼』を守りながら職人たちが手作りをしているからなのです。

 

このメイソンピアソンが日本で購入できるのは、通販もしくは実店舗です。メイソンピアソン直営店は通販サイトのみ。メイソンピアソンとしての店構えはなく、実店舗は百貨店やロフトなどで取り扱われているだけです。

メイソンピアソン直営オンラインショップ

【最新】メイソンピアソンの店舗情報。通販と実店舗のメリットデメリットを解説!

 

メイソンピアソンがなぜこうまでも支持されつづけるのか、そこには3つの特徴がありました。

【メイソンピアソン ヘアブラシ3つの特徴】

  1. こだわりの猪毛を使用
  2. ラバー部分のクッション性を追求
  3. スムースな持ち手

メイソンピアソンの特徴を1つずつ確認していきましょう。

 

メイソンピアソンの特徴 1「猪毛」

メイソン・ピアソンが最高のブラシの毛を探し求め、たどり着いたのは「イノシシ毛」。

産地にもこだわり、北インド産黒毛の猪毛がヘアブラシとして最高だと選びました。

一般的に獣毛ヘアブラシは、猪毛もしくは豚毛で作られることが多いです。

髪の主成分はタンパク質なので、動物性のタインパク質である獣毛ヘアブラシで髪を梳かすことで髪のキューティクルを整えることができるといわれています。

猪毛ブラシが創業時からのオールドスタイル
髪質にあわせブラシ毛の種類を選べる

メイソンピアソン 猪毛〜ナイロン

そして、メイソン・ピアソンが選んだのは豚毛ではなく猪毛だったのは

猪毛は、豚毛に比較して硬くしっかりとしているため、髪にツヤを与えるだけでなく「頭皮への刺激」「くし通りの良さ」をも性能として発揮することができるからです。

猪毛の方が硬く、豚毛の方が柔らかいという特徴があります。

だからこそ、猪毛を選び、髪をただ梳かすだけではなく頭皮や髪全体をヘルシーにすることを目指してメイソンピアソンはヘアブラシ作りに取り組んだといわれています。

 

メイソンピアソンヘアブラシの2つ目のこだわりは、ラバークッションです。


メイソンピアソンの特徴 2「ラバークッション」

空気を抱え込んだ形のラバークッションは、メイソンピアソンブラシの大きな特徴です。

赤いクッションカバーの下は空洞になっており、髪を梳かすたびに空気が特殊な穴を抜けていくことで心地よいクッション性が発揮できるようになっています。

1885年に発明されたラバークッション
真の価値は時代を越えてもなお変わらない

メイソンピアソンラバークッション

メイソンピアソンは、ヘアブラシは髪を梳かすだけのものではなく、頭皮を刺激し血行を良くするものだと考えていたので前述の毛質だけでなくラバークッションにもとことんこだわったのです。

メイソン・ピアソンは1885年から1906年に生涯を閉じるまでの約20年間を植毛部分のラバークッションの改善に打ち込んだといわれています。

 

ラバークッションへの徹底的なこだわり

ラバークッション メイソンピアソン

 

 

 

メイソンピアソン の3つ目のこだわりは、ヘアブラシの持ち手のスムースさ。

メイソンピアソンの特徴3「スムースな持ち手」

メイソンピアソンは、毛質やラバークッションだけでなくブラッシングをしやすい持ち手にこだわりました

疲れずに快適なブラッシングができるようにと持ち手を手になじみやすいなめらかな形状に仕上げたのです。

大量生産では実現できない心地よいフォルム
猪毛、クッション、持ち手の自然な一体感

メイソンピアソン 持ち手

持ち手の形作りも機械ではなく、職人の手作業で行っているこだわりよう。

毎日使うものだからこそ、毛質・ラバークッション・持ち手どれも妥協は許されません。

 

メイソンピアソンはなぜ愛されるのか?まとめ

ヘアブラシ界のロールスロイスともいわれるメイソンピアソンの3つの特徴はいかがでしたでしょうか。

メイソンピアソンの3つの特徴

  1. 硬くて弾力のあるしっかりとした北インド産黒毛の猪毛を使用
  2. クッション性のあるラバーが、適度に頭皮をマッサージする
  3. 手にフィットする疲れ知らずのスムースな持ち手

ヘアブラシの全てに徹底的にこだわる

メイソンピアソンホワイト

 ------Mason Pearson's Policy----

  最高の素材を使い熟練した職人が
一つ一つ手作りで最高級のブラシを作り上げていく

 

メイソンピアソンは、ブラシにつかう毛質はもちろんのこと、ラバークッションや持ち手に並々ならぬ情熱を注いだといわれています。

なぜなら「ヘアブラシは髪をとかすだけでなく、頭皮をマッサージするもの」と考えていたからです。

現に今メイソンピアソンが支持されるのは髪が美しくなるから。

毛質の良さに加えて、考え抜かれたラバークッションで頭皮をほどよく刺激してマッサージができること、それが髪全体への美しさにつながっていると考えられています。

このようなこだわりがあるからこそ、メイソンピアソンの獣毛ブラシは"一生使える"といわれ100年の時を経ても今なお世界各国で愛され続けているのでしょうね。

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