[手作り]クエン酸リンスの作り方・使い方のまとめ
【湯シャン・石けんシャンプーに】
湯シャンや石鹸シャンプー後におすすめのクエン酸リンス。
早速ですが、クエン酸リンスの作り方から。
とっても簡単です。
◇手作りクエン酸リンスの作り方・使い方◇
(1)洗面器1杯のぬるま湯(ぬるま水)にクエン酸小さじ1/2程度を溶かす
( 2 )よくかき混ぜて、クエン酸をしっかり溶かす
( 3 )髪全体に、クエン酸リンスを行き渡らせる
( 4 )クエン酸リンスは、時間を置く必要なし!すぐに洗い流してOK
クエン酸リンスの使い方はとっても簡単です。
クエン酸の適量をお湯に溶かして、髪全体にかけるだけです。
シャンプー後でも湯シャン時も、仕上げにクエン酸リンスで頭皮まで洗うようにするとさっぱりと仕上がります。
クエン酸リンスに入れる「クエン酸の適量」は?
ぬるま湯に適量のクエン酸を溶かすだけで作れる、クエン酸リンス。ただ1つ気になるのは、一体どのくらいのクエン酸を溶かせばいいのか?ってこと。
クエン酸リンスの基本の作り方
水・・・500ml
クエン酸・・・大さじ1〜大さじ2程度
クエン酸リンスの作り方で検索すると、作り置きのクエン酸リンスの作り方がヒットすることが多いですが、推奨はその時々クエン酸リンスを作ることです。
難しいことも、大変なこともありません。
実際に、湯シャン管理人のククイが作っているクエン酸リンスの配合は
洗面器3/2程度の湯量にクエン酸を大さじ1弱
です。
お風呂に入る時に洗面器にさらっとクエン酸をいれておいて、使う時にシャワーで溶かして使っています。
髪を洗う前に洗面器を使いたい場合もあるでしょうから、そんな時はお風呂のドアのそばにクエン酸ボトルをおいておき、クエン酸リンスをする直前に洗面器にさらっとスプーン1杯いれて溶かします。
クエン酸ボトルには、計量スプーンを入れてあります
計量スプーンをクエン酸計量用に準備しておくと便利
クエン酸リンスを薄く作りすぎてしまって、クエン酸リンスをした後も髪がさっぱりしない場合は、もう一度クエン酸リンスをすることもあります。
心がけは濃く作ってしまうよりは「薄く作るように」です。(※濃すぎるクエン酸リンスは刺激が強い場合があるため)
敏感肌の方はクエン酸濃度に気をつけた方が良いでしょう。
自分は手作りのクエン酸リンスでひりついたことはありませんが、濃すぎるとひりっとすることもあるようですし、やはり「濃いめよりは薄めの心がけ」です。
クエン酸リンスが良い感じに頭皮・頭髪にいき渡った時は、頭髪が少しキュッとした感触になり、髪の指通りが良くなります。慣れるとこのキュッと感がわかってきます。
まだキュッと感がないなと思えば、もう一度クエン酸リンスをしようと思うわけです。
クエン酸はお風呂に入る時使いやすいように、ボトルに小分けして洗面所に置いてあります
クエン酸を小分けに使用して入るのは、こちらのガラス製スパイスボトル。
ボトル入りのクエン酸を購入した場合は、小さじを入れておくだけですぐに使えますが、袋型パッケージで購入した場合は、小分けしておくと使い易いです。元々スパイス入れに使おうと購入し、余ったものをクエン酸入れにしています。ガラス製なので見栄えGood!
クエン酸は水に濡れると結晶のように硬くなり、濡れたまま放置すると溶かすのに少々時間がかかりますので、お風呂場で水に濡れた手で触らないようにしています。クエン酸は湿気でも固まってしまいますので、お風呂場に置かず洗面所に置いてあります。
次は、実際に自分が使用しているクエン酸の種類についてです。
クエン酸リンスとして販売されているものを使用することもありますが、基本的には粉末クエン酸を溶かして使っています。
【粉末】実際にクエン酸リンスに使っている無水クエン酸(1)
クエン酸といえば、100円均一でも購入することが出来るほど身近なものですが、食品グレードのものを使用するようにしています。
食品グレードの溶けやすいクエン酸なら、断然コレ!
固形クエン酸を使ってクエン酸リンスを作るときに、溶けやすいとストレスなく使用することができます。
細かい粉末だからすぐに溶けるクエン酸
【安全!食品添加物規格・純度99.5%以上】
オススメの溶けやすい粉末クエン酸
ちなみに、楽天市場で販売されいてるこちらの無水クエン酸は超がつくほどの人気商品で1,400件以上のレビューがありその上評価が抜群に良い。自分も使っているから、この評価の良さは本物だと分かります。
なんと、レビュー評価★★★★4.68
メール便なら送料無料。
食品添加物規格グレード1kg680円は値段的にも納得です。
【食品添加物規格グレード 無水クエン酸1kg680円】
ところで、こちらの商品名にもある「無水クエン酸」って一体何なのでしょうか。
そもそも、無水クエン酸って何?
クエン酸はよく聞きますが "無水"クエン酸は聞きなれないものでした。
無水クエン酸とは、その名前の通り水を含まないことを指します。
無水クエン酸
無水クエン酸(食品用)について:無水クエン酸のNICHIGAより
クエン酸とは、梅干や柑橘類、レモン、酢などに含まれているもので「酸味」の元です。果物の酸味の成分で水に溶けやすく、水溶液はpH2.1(2%、20℃)の酸性を示します。
クエン酸は、結晶クエン酸と無水クエン酸の二種類があり、結晶クエン酸はクエン酸分子1個に1分子の水が結合し、100g中にクエン酸が約91g含まれています。結晶クエン酸は、水が入っている為、硬くなることがよくあります。弊社のクエン酸は、無水クエン酸で水分子が結合していない為、100g中に約100gのクエン酸が含まれています。クエン酸は、お飲み物や美容、お掃除、食品加工等いろいろとご利用いただけます。安全面でもとても優れており、いろいろな用途として現在使用されております。
無水クエン酸の原材料・産地について
湯シャン管理人もおすすめの使いやすい粉末無水クエン酸(無水クエン酸のNICHIGA)の原材料は、とうもろこし(遺伝子組み換え不使用)です。産地、加工地ともに中国、国内メーカーより仕入れ、販売店会社の工場でリパックをして販売しているそうです。(販売店問合せ済)
もし、原材料の産地が中国ではなく、国産が良いとなれば、次のクエン酸がオススメです。
日本国内原材料を使用している、貴重なクエン酸
流通しているクエン酸の原材料産地は、ほとんどが中国産です。国産の場合は、致し方ないですが中国産に比べると少し値段は高くなります。
安心の国内原材料(鹿児島県)を使用した結晶クエン酸
九州産のクエン酸は、1kg1,000円(送料無料)。
先ほどのクエン酸(中国産)が1kg680円でしたので、国産クエン酸は少々高い程度です。グレードは、食品添加物規格。こう考えると国産のクエン酸もいいですよね。
ただ、クエン酸の種類は、無水クエン酸ではなく結晶クエン酸です。
【再確認】無水クエン酸と結晶クエン酸の違い
クエン酸含有量 | |
無水クエン酸 | 100g中にクエン酸が100g(無水) |
結晶クエン酸 | 100g中にクエン酸が約91g |
結晶クエン酸の方が無水クエン酸よりも少々溶けにくい感じです。
ちなみに、国産原材料を使用した『無水クエン酸』は非常に手に入りにくいです。そのため、国産原材料が良いなら『結晶クエン酸』を選ぶのが妥当な選択となります。
また、ここで紹介している中国産クエン酸と国産クエン産は、原材料も異なっています。
人気のクエン酸 | 原材料 | 参考価格 |
中国産・無水クエン酸 | とうもろこし | 1kg680円 |
国産・結晶クエン酸 | さつまいも・タピオカ粉・米ぬか・とうもろこし | 1kg1,000円 |
中国産を選ぶか、国産を選ぶか、これは考え方次第!ということになりますが、実はクエン酸の用途は非常に幅広いもの。
何に使うかで産地も考えた方がいいかもしれませんね。
クエン酸といえば疲労回復に効果的
湯シャン管理人が使うクエン酸の主な使用用途は、石けんシャンプーや湯シャン後のクエン酸リンス。そのほかに、掃除や洗濯の柔軟剤代わりです。
もし、クエン酸をリンスだけでなく飲用や料理にも使おう!と思うなら、国産がいいかもしれませんね。
ここまでは、管理人が最もよく使う無水クエン酸、結晶クエン酸だけれど国産で安心原材料のクエン酸について書いてきました。
人気のクエン酸 | 原材料 | 参考価格 |
中国産・無水クエン酸 | とうもろこし | 1kg680円 |
国産・結晶クエン酸 | さつまいも・タピオカ粉・米ぬか・とうもろこし | 1kg1,000円 |
国産クエン酸を選ぶ際には一つ注意点があります。
国産クエン酸の注意点
クエン酸の国産を探す際は、原材料が国産なのかをしっかり確認した方が良いです。
日本でパッキングしただけで、国産と表示できるからです。ここまでの記事内で取り上げてきた国産・結晶クエン酸は、加工だけでなく原材料も国産のものです。
現在、国産原材料を使用し、かつ、発酵工程から製造まで日本で行なっているクエン酸メーカーは九州に1社しかないそうです。(販売店にご回答頂きました)
管理人が確認済みの、国産原材料使用・製造・加工全て日本国内製は2製品(2販売店)のみです。
純日本産のクエン酸
-
販売店1:国産結晶クエン酸 1kg 1,000円
-
販売店2:国産クエン酸結晶粉末 250g 1,580円
次は、実際にクエン酸リンスに使っている無水クエン酸、2つ目です。
実際にクエン酸リンスに使っている無水クエン酸(2)
先に紹介した、無水クエン酸(1)
1kgパックの無水クエン酸をこれまで使い続けてきましたが、1kgジッパーというのが少々使いにくく、ボトル型容器に入った無水クエン酸も使ってます。
ボトル型容器のクエン酸、便利です
左が500g 右が25g 共に無水クエン酸
当記事の冒頭の方に、クエン酸をボトルに小分けして使っている旨書きました。クエン酸を1kgで購入すると、日常使いのための小分けは必須。より使いやすそうなものと、たどり着いたのが最初からボトルに入っているクエン酸だったわけです。
ボトル型クエン酸、そのまま見た目はおしゃれとは程遠いものの、わかりやすさと使いやすさは抜群。しかも、小さいサイズのクエン酸ボトル(25g)は、旅行にクエン酸を持っていく際に便利なので購入しました。
便利なボトル入り無水クエン酸【食品添加物規格 純度99.5%以上】
こちらのボトル入りクエン酸は国産と表記がありませんので、外国産でしょう。
1kg大容量ジッパー入りのクエン酸とボトル入り500gクエン酸。この両方を使っているわけですが、共に無水クエン酸。
溶けやすさには少々差があります。
よく使うクエン酸2種類の比較
ここで、日常的によく使っているクエン酸2種類を比較してみたいと思います。
ともに、無水クエン酸
クエン酸を拡大してみると・・・
さらに拡大してみると・・・
(1)ジッパー入りクエン酸
(2)ボトル入りクエン酸
(1)ジッパー入りクエン酸の方が粒子が細かいのがわかります。
微妙な差ではありますが、粒子が細かいため、さっとかき混ぜただけですぐに溶けるのが(1)のクエン酸です。
あとは、もう好みでどのクエン酸を使うかは決めて良いではないのでしょうか。
袋かボトルか、飲むか飲まないか。
せっかくだから飲用にもクエン酸を使ってみよう、ということなら国産を選ぶなど。
◇【再確認】手作りクエン酸リンスの作り方・使い方◇
(1)洗面器1杯のぬるま湯(ぬるま水)にクエン酸小さじ1/2程度を溶かす
( 2 )よくかき混ぜて、クエン酸をしっかり溶かす
( 3 )髪全体に、クエン酸リンスを行き渡らせる
( 4 )クエン酸リンスは、時間を置く必要なし!すぐに洗い流してOK
以上がクエン酸リンスの作り方、実際に使っているクエン酸に関する記事でした。
使用しているクエン酸のまとめ
左から
(1)ジッパー入り無水クエン酸1kg(粒子が細かくて溶けやすい)
(2)ボトル入り無水クエン酸500g
(3)ボトル入り無水クエン酸25g
(4)希釈するだけで使えるクエン酸リンス本体 350ML
(5)希釈するだけで使えるクエン酸リンス詰め替え用 300ML
製造・加工ともに国産のクエン酸
-
販売店1:国産結晶クエン酸 1kg 1,000円
-
販売店2:国産クエン酸結晶粉末 250g 1,580円
クエン酸リンスが、有効なのは石けんシャンプーの後だけではありません。
湯シャンの後にも、クエン酸リンスを活用するようになってから、より湯シャンが快適になりました!
湯シャンの臭い・ベタつき・髪通りの悩みの解消に大きく役に立っています。